ブレイブストーリー

 鬱のまっただ中で読んだ、ブレイブストーリー
内容を 書いてしまうので まだ 読んでない方は読まないでください。

まあ 泣きました。もともと涙脆いのですが  本当に 久々あんなに泣いた。   
 涙は  心のカタルシス
 
ファンタスティックな テイストで 心をほんわかさせながら  いざ 戦いの世界へ。
ハリー・ポッターを 思い出させました。

 泣けた箇所というのは  最後に自分の分身と戦う場面です。
確か 昔見たゲド戦きにもあったセリフ  俺はお前だ❗    最強の敵に言った言葉です。

ワタルが  どうしても勝てない自分の分身を 倒そうとするのではなく  自分自身として受け入れた時  勝っているのです。

自分の分身は  強いだけではなく  自分自身の嫌な部分  受け入れたくない 自分の一部。

 昔 ゲド戦記の実写ばんとやらをみたときも  印象的な場面でしたが、  ホントに 不思議なくらい泣きたかった。

もちろん  あそこまでたどり着いて  自分自身に負けて 死んでいくミツルも  憐れすぎて 悲しかったし  
 最後に  ワタルの祈りを素直にうけいれてうなずいている  ワタルは  やっと自身の怨念から自由になって  ひとりの少年に戻れた   けどそれは 死んでいくとき❗

自分の  マイナスな感情 思いから  自由になるって  こんなにも あっけないくらいに 単純なこと❕    要は  それを選ばない自分がいるだけ。

 ワタルが 勇気を持ち続けられたのも  仲間がいるってことが大きいけれど   ミツルを 敵視しない  憎まなかったことが 自分の心を弱らせなかった 要因だと思う。  

 そして、一番のテーマ  自分のマイナスな部分も 受け入れる   そして これが出来たら  ワタルが どうしても 許せない納得出来なかったおとうさんと その愛人を許せたように  答えの出ない  人間関係の 解答 その人の
成熟度合いによって  まちまちではあっても それなりに 出てくるのでしょう。

  鬱のど真ん中で  出会ったこの本❕😳  やっぱり 私にとって  意味があるのでしょうね~😑