そういえば、友人の知り合いの年金暮らしの80代の方で、10万円のクリームを使っている人がいるそうです。時々ジムで会うらしいのですが、服とかは、いつも同じものでけっこうヨレヨレらしいのですが、顔だけは、艶々しているそう。その話を聞いた時は、へぇーって思ってしまったのですが、後でなんか納得しました。その人にとっては、顔の皮膚一枚の問題のではなく、自分の存在の励みになっているのかなと。こだわりが、きっと自分の気持ちを上げてくれる。艶々のお肌とともに、1つのクリームに10万円を使って自分に投資しているということも。それだけ投資しているのだから、体も鍛えるということで、ジムにも通える。自分の老いを、嘆いている暇はないわけです。人間って、客観的な評価だけでなく、そういうことで、やる気になったり、楽しくなるってことも、大事なことですよね。無気力とか、不満ばかりかかえて生きていくよりはずっといい。第一、周りを明るくするもの。人って自分で気持ちを上げていくって、大事なことだし、難しい。彼女はきっと、夜クリームを顔に塗る時、また、明日も少しでも若くキレイになっていようって思うのでしょうねぇ。10万円、高くないかも?