前期試験を落ちて、全く自分の動揺を隠さなくなった、自分の弱みをさらけ出している三男。 以前の私だつたら、浪人しながらあんなに優雅な生活をしていた あなたが悪いんでしょ‼ とか 自業自得、仕方ないじゃないとか いい放っていたなのではないかと思います。 多分、理解の不足と、私自身の弱さから。 でも、お陰で様で 今回は違っていました。 子供のことで心配で相談する親御さん達に、Y先生は 生きているだけでいいんじゃないの? とおっしゃっていました。 仕事中とか 苦しくなると、この言葉が頭に浮かびます。 そうだ❗ あの子が、無事成長して 生きているだけでいい! 本当にそう思えたのです。
しかし、そろそろすべりどめの、残りの手続きをしなくてはと、書類に目を通すと、なんとなんと期限切れ! いかなる理由でも期限を過ぎたものは受け付けないと‼ さすがに、頭の中はパニック❕後期の大学よりも、こちらをと思っていたから よけいに! 確か、2浪はあり得ないようなこと 言っていたし。 どころが、それを見ていた三男、いがいに落ち着いて、いいよいいよ というのです。 おれ、2浪もありだと思っていたから と。
えっ?!っと言いながら 実は何故か私もほっとしているのです。見れば三男も 同じ風。 変だよね、でもやっぱり❓ 実はその日のあさ、高校のことをまだいい出す三男に、ああ、この子はまだ、精神が立ち直っていない‼こんな状態のこの人には、あの大学は合わないかも! と思ったところでした。 あ互いほっとしながら、アガサクリスティの小説にあった、狐狩りで追い詰められた狐が、窮地を脱した気分でした。 全く 人間の思い込みとは❗ そして、本当の気持ちに気づくということって、けっこうむずかしい❗