神参りの成果✨👍🎶

 三男を連れての神参り以外、何の予定もなく三人で 会津福島市に ドライブに出掛けました。 例のごとく忙しさに追われ、プランなど考える余裕もなかったのです。
 まず、新緑の美しさに目をうばわれました。 深い緑と 淡い緑が織り成すグラデーションは本当に美しい。 今の季節ならではでしょうねぇ。 桜の華やかな饗宴が終わったあとの  この生命力に満ち満ちた新緑の世界は、また 別の力を心に与えてくれます。
 二つの虚空蔵様には、いくつかの共通点がありました。  どちらも 入り口付近に杉林があり 深淵な感じです。  そして何よりわきを川が流れているのです。  この川が、両岸を深い緑に囲まれ少し蛇行して流れる様が、なんとも言えず神秘的な感じと やすらぎを与えてくれます。  そして 狛犬と 牛の石像があります。  私は、母のお礼と、三男の開運を願って 牛さんをナデナデしてきました。  
会津の虚空蔵様は、広い敷地に 広い川。  福島市の虚空蔵様は、細ながい山の切り崩したようなところで、やはり細目の川。  中洲があったり、岩があったり、川遊びにはもってこい❔!。 いいなぁ、こんなところで 小さいときのように 川遊びがしたいな🎵。  と あづまや風なところで、新緑に囲まれ川を眺めながら そよ風を感じてとても とてもゆったり出来ました。  
 あとは、いつものように お墓参りをして、九十をこした 私のことも忘れかけたY先生の奥さんをたづねて  施設の義母を訪問して 夫の実家に寄って帰って着ました。
 まあ、文字にするとこれだけなのですが、なにか深い旅でした。  Y先生の奥さんは、途中から私を思いだし、とても喜んでくれて、 赤ちゃんの時しか会っていない三男との再会も、本当に喜んでくれました。 義母は、今は息子の名前さえ出てきませんが、いつもおみやげに持っていくケーキを ぺろりとたいらげ、元気な様子を見せてくれます。これは、夫孝行のつもり。  普段は 疎遠な夫婦ですが、誰より親孝行ではあった夫の心を汲んで、そして、私にもよくしてくれた義母ですから 出来る限り、喜んでほしいのです。  三男も 悪い気はしないはず。  
 そして夫の実家へ。  これが 絵にかいたような田舎です。  一番ここで存在感のあった義母は、今はいないけど、 元気だった頃の思いでと共に、息子たちにとっては なつかしい場所。  実家の周りには、自然が少なくなった私にとっても 幼かった頃の 田んぼのあぜみちで遊んだ記憶が蘇ります。 今は、靴が汚れて歩きにくい 草だらけにしか見えない 田んぼのあぜみちも 昔は宝の山だった。   そんな思い出を息子に話して、昔は大嫌いだったカエルの 合唱に耳を傾ける。  義兄はたまたま、家を空けていたけど、代わりに猫たちが お出迎え。  田舎の猫たちはワイルドだ。何しに来たとばかり、ジロリ。  私は さっそく餌付けにかかる。  そんなこんなしているうちに、義兄のご帰宅。  昨年息子を亡くし、今年の一月に 奥さんにも逝かれてしまったお兄さんは、今までで 一番心からもてなしてくれた。  そんなに、意味のある会話でもなかったけれど、やっぱり ワイワイ話しているのはたのしい。 時間は かなり押してしまったのだけれど、少しは慰めになったよう。 良かった。 
 三男とは 会津五色沼で ボートの初乗りを楽しんだくらいで、そんなに遊びらしいこともなかったのだけれど  息子とこんなに田舎を楽しんだのは、彼らがまだ幼かった時以来。  私は それがうれしかった。  何だろう、この大きなものに包まれているような安心感と喜びは‼  会った人たちは、三人だけど 思い出と恩のある人ばかり。 その人たちに、心から喜んでもらえたせいだろうか?  もちろん それもあるけれど、今は亡き人たちとの大切な思い出のひとこまが、なつかしい風景と共に、息子に伝えながら 私の心に息づき出したせいかも しれません。 それとも、神参りの成果❔!
 そうそう 肝心の、神参りの効果は❓  まあ 本当の結果は来年でしょうが、丑年ではない私でさえ たくさんのエネルギーを いただきました。 これは、本当です。❕👍